2005年10月21日
時計の一番目の記念に、僕の時計の話をしたいと思います。
僕は息子の誕生した記念に、このSinn6000をチョイスしました。
その日の服装に合うときは、出来るだけ使っています。それは、時計屋だからというだけでなく、ある話に無茶苦茶嬉しくなったからです。
その話とは、ある外国の方から聞いた話です。
その方の一族は、必ず子供たちに時計をプレゼントするんだそうです。しかも、自分が気に入って使った時計を…、何年も何十年も使った時計を…そして、言うんだそうです、この時計は、何の記念に、何処のお店で買ったんだよと。だから、なにかあったらこれを使いなさいと。
貰った人たちは、ファミリーで集まる時やここぞというときに、その時計を嵌めるんだそうです。場合によってはその時計で、窮地から救われることもあるそうです。
それって「かっこええ」と、自分もそんな風になりたいと思ったんです。
ステキですよね。時計を嵌めていれば、良い時も悪い時もその時計の刻む時と共に在るわけですから。せっかく、同じ時を過ごすなら、自分の気に入った時計が良くないですか?良い時計で時間を刻んだ方が心が豊かになりませんか?
だから僕は、このSINNモデル6000を息子が商売を継ぐために戻ってきた時にプレゼントしようと思っています。まぁ、まだ家の息子は3歳ですけど…(笑)。
まだまだ先の話ですが、それまでにボロボロになっていたんではザマアないですから、たまには洗ってあげたり、きちんとメンテナンスしてあげようと思っています。
いい時計は耐久財だと思います。しかし、使いっ放しは良くありません。
たとえば、よく時計のケースに使われるステンレスは、汚れ等で表面が空気に触れていなければ、錆びても来ますし、強度も落ちてきます。
やはり、定期的に洗ってあげたり、オーバーホールをしてあげることが大切です。
私ども金正堂本店では、正規輸入品にこだわります!
正規輸入品を購入するということは100%本物であり、時計のプロがダブルチェック(メーカーと販売店)したものを、アフターサービスと共に手に入れることだと確信しています。
そんなこんなの時計の話をしにいらしてみてください。お待ちしております。
出張などで不在の時もありますので、メール等でのお問い合わせも併せてどうぞ。